巨娘 木村紺/ヴァ〜ジンげ〜む 藤坂空樹

巨娘(1) (アフタヌーンKC)

巨娘(1) (アフタヌーンKC)

そりゃ私だって馬鹿じゃないもの、巨娘というタイトルからいくら「巨乳、巨尻、高身長、とにかくでかい女の子が自分よりも二回りも小さい男の子をまるでおもちゃのようにいじっちゃうエロ漫画」という設定が連想できようが、連載誌がアフタヌーンだもの、神戸在住の作者だもの、そんな設定あるわけないうよね、と思いながら、手に取ったわけですよこの本。
でもすごい残念ながら、びっくりするほど感性が合わなかった。こんなに感性が合わない漫画は久しぶりだ。一言でいえば私にとっては死ぬほどつまらなかった。でもアマゾンのレビューは高評価だから、きっと私のような脳内ビッチには理解できなかったんですねこの良さが…。
「あのね聞いて聞いて、私の友達に、こんな子がいるんだよ!すごい大きくて、まるで男みたいなの!超かっこいいんだよほんと!それでもってこの前やくざ退治しちゃったんだ!だけどね、それなのにすごい頭いいの!ほんとだよ?司法試験も在学中に現役で受かってる位なんだから〜〜」と、自分の友達をやたら脚色して自慢してくる女の子の話を聞いているかのようなイライラ感を感じてしまった。「へぇ、それ嘘でしょ?」って言ってやりたい気分になった。
 表紙のおっぱいが明らかに私を誘っていた。
ので購入。
しかし中身はすごい残念だった。中身がすっからかんどころかうんこだった。しかもエロシーンもエロくなくてすごい残念。表紙だけ漫画。
あと冷静に考えると、私巨乳とか好きじゃなかった。16歳以上とかも好きじゃなかった。私が最初から間違っていた。