26浪

基礎演習の授業で、西鶴太宰治の作品を比較する授業を取っているのですが、
何故か授業とっている人の年齢層が高い。
中に、なんと26年間就職もせずに早稲田に浪人しつづけたという伝説の人がいるのですが、
彼は凄くコミュニケーション不全で、完全に基地外みたいになっています。
先生が話してるのに、勝手に一人語りをはじめたりして、気持ち悪いです。
でも、間違ったことを言うばっかりじゃないんです。
発表における他人への意見は正しかったりする。
普段みんながむかつくけど言わないことを、普通に口に出してしまう人なのです。
うちのクラスにはもう一人、彼と同じ年くらいの初老のおじさんがいます。
かれは、もう本当にDQNでDQNで、私はとても嫌いです。
彼はおそらくクラスで最年長であろう自分をリーダーかと勘違いしており、
26浪からクラスを守ろうとします。まぁ、それはいいんですが、
凄く彼のことを馬鹿にします。異質物=間違い=排除=それは正しいこと
という公式が出来ているらしく、彼をバカにしてさも誇らしげ。
むしろ、26浪のが正しい意見を言っていることが多いのに、どれが正しいのか見分けもつかないみたいです。
で、何かあると、いちいち手を上げて、「私は先生と同じ意見です」とか言う。
何考えてるんだ。アホか。
26浪が発言すると、「ちょっとあなた、黙って下さいよ○○(苗字)御仁」と面と向かって言う。
お前にどんな権利があって、26浪をそんなに面と向かってバカにできるんだ…。
それでいて誇らしげ。一見かっぷくが良い初老の男性なのに。こんなバカもいるのか。
他にも彼と同じ年齢かと思われる初老の女性二人も、何故かDQNを前面擁護します。気持ち悪いです。
今日、女性が発言したら、26浪はそれと同じ意見だったらしく、同意の意見を彼女に述べようとするのですが、
もう彼女はその意見を聞く前に一方的に、「だからナンなんですか?」「はぁ?」とバカにしっぱなし。
で、やれやれ、困ったって顔をする。26浪はすっかり困ってしまって、でも怒れないし、何だかとても悲しそうでした。
ああゆう事が積み重なって、人を信じれなくなって、あんな気持ち悪い人柄にきっとなってしまったんだろうなぁw
まさに山田花子の世界。