花咲ける孤独
初体験山田花子
とってつけたように表紙に「少女漫画」と書いてあるところが素敵です。
今は無き青林堂出版。
何だか物凄く良く分かる部分が多かった。
そういやこんなことあったな!っていうのを、すっかり思い出した。
小学校の頃遭った変な目のことなんて、すっかり忘れていた。
授業中、先生が喋ってるときに妄想していて、気づいたら回りが何か作業を始めていて、
物凄くびっくりして、焦って他の人に聞くんだけど、大体答えてくれなくて、
たまに答えてくれても、何度説明されても意味が分からなかったり。
先生が「一番後ろの席の子は、プリントを集めてください」と言っているのに、
全然聞いていなくて、自分の列だけまだ出し終わってなくて、責められたり、凄い勢いで思い出す。
一番共感したのが、
色々な事が起こって、それからやっと
「苦しみから逃げていたら問題解決にならないんだ。」という結論を導き出して、
それと同時に、「だけど人間として当たり前のこと、何で気づけないんだろう」と感じ、
家に帰って家族に、「やっぱり、自分のことは自分で考えなくちゃいけないんだね?」といったら、
「当たり前でしょ、そんなこと」「ね〜え」と返され、
「やっぱり俺は馬鹿なんだろうか…」と苦悩する漫画。
山田花子、こんなことばっかり考えて、他人の会話の中に無意識に隠されたいやな部分を全部感じ取って、
こんな生き方してちゃ、そりゃ自殺もするわ、と思った。


☆バラが咲いた バラが咲いた (KCデラックス)
ジョージ朝倉初期短編集。
一部カラオケ馬鹿一代収録とかぶってます。ずるい。
デビュー作は結構未熟で、もう背景とか凄いことになっていた(何だこの下手糞なトイレは!)。
内容的に、何故これが別フレでデビューするのだろう、と思った。雑誌間違えてる気がする。
しかも内田春菊岡崎京子とかとちょっとかぶってんなーとか思ったら、
それについてはあとがきでやっぱり本人も自明していた。
ジョージは何か、デビュー後に物凄く成長した漫画家なんだなぁ、と思った。


てか、けっこう仮面Ⅱが新装で出てター!!
超欲しかったけど、お金足りなくて買えませんでした。ああ、欲しい。絶対にかうぞ。
けっこう仮面、劇場公開が10/31〜11/7なのですが、凄い時期的に微妙…。
てか、私が行っていいような空間なのかな?やっぱ行かないほうがいいかなぁ?
ドリンク付きでイブニングショーだしな。DVDで我慢するかなぁ。
あと、凄いつまらない言葉が今思いついたから書きます。
もう、ギャグなのか分からない勢いだけど、私の中だけではヒット!後で恥ずかしくなって消すかも。
まいっちんぐ満智子先生