美しさは罪。微笑みすら罪。

 アニメ「パタリロ!」のEDテーマからのタイトルです。何かよく意味が分からない歌ですがこれはこれで好きです。
 今はパタリロのアニメ見てます、頑張ってます、私。とりあえず今のところ見たのが「1話 美少年キラー」「5話 死の天使マライヒ」「8話 パタリロより愛をこめて」「21話 スーパーロボットプラズマX」の四つ。やっぱり漫画ほどテンポはよくないけどこれはこれで。何かEDテーマ「美しさは罪」の映像の最初マライヒじゃなくて、初めのころに出てきたパタリロの王位継承式を邪魔した少年じゃね?ジュニアだっけ?ジュニアはお兄さんだっけ?とにかく、漫画に同じシーンあったよ。
 とりあえず、OPテーマにびっくりした。こんなにほのぼので、童子向けの歌がテーマソングだったのか。『誰も考え付かないことをするのが大好きパタリロ!』…って、その歌詞じゃ何か、パタリロがただの賢い子じゃね?お母さんも、「発明大好きっこのアニメなのね!」とか誤解しちゃうんじゃね(まぁ間違ってはいないけど)。アニメ放映初期は、クックロビン音頭の音楽がきまってなかったらしく、白石冬美が精一杯、「だぁれがころしたクックロビン」と、音階のないリズムに乗って気まずく口ずさむのが心に響いた。
 早く「ゲルマン城のとりこ」の回を見たい。私は、原作のパタリロの中で、この作品が一番ギャグとして優れていると思うので、アニメ版を早く見たい。あと、こんなにアニメでも活躍していたプラズマ一家は、一体今はどこへ…?ヒューイットは平成17年の今でもしつこく残ってるし、スーパーキャットらしきものも一応出てる時もあるのに(間者猫は危ないけれども)…。大体警察長官も一体どこへ消えたんだろう。前期パタリロの中枢を担ったキャラはもうほとんどいないのね…。
 あと、一瞬だけど、ラシャーヌが出てきて感動する。でも声きもかった。
 
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スター・レッド (小学館文庫)

スター・レッド (小学館文庫)

 スター・レッドって題名はいいと思いますが、主人公の女の子の名前が「レッド・星」なのは微妙だと思います。あらすじは『遠い未来、地球人は宇宙に飛び出して生活をするようになり、ESPである火星人といがみ合い、戦争を起こす。結果としては火星側が負けて皆殺しにされ、地球人は火星に移住するようになる。そんな中、強いESP能力を持った火星人でありながら地球人の子として隠されて育った少女、レッド・星が、一人の不思議な青年とであってーー!』って感じなのかな、帯つけるなら。迫害されるESPと地球人との戦い、まさに竹宮惠子の「地球へ…」ともおそろいです。読んだ感想としては、スター・レッドのが楽しかったです。てか、「地球へ…」は大分前に読んだきりで読み返してないからあんまり覚えてないのですが。「スター・レッド」はとにかくレッド・星の設定に感動。「地球へ…」は、やっぱり竹宮惠子が大好きな「選ばれた人間」という、神に近い存在が出てきてうんたらかんたらになるので、何か頭の中で整理するのが面倒なのであんまり好きじゃないみたいです、私的に。てかSF自体別に好きじゃないのであんまり好き嫌いも何も。
 
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天才柳沢教授の生活(1) (講談社漫画文庫)

天才柳沢教授の生活(1) (講談社漫画文庫)

 「何だか川原泉みたいなタイトルしやがって」と、実は前から思ってた作品です。ドラマ化されたこともあり、何となく反感を持って読まずにいたのですが、ドラマ化から大分時間が経ったので、買ってみました。普通に楽しい。モーニング連載ですけど、思考は完全に少女マンガ的ですね(と感じました)。妙なセンチメンタルみたいな要素が多い。過去を振り返って、漫画の中で若くなるシーンも多いし。少女的思考だと思います。でも全然普通に楽しい、老若男女に。
 
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 昔受験の時、勉強するために図書館に行っていっつも大島弓子手塚治虫ばっか読んでた(勉強はどんな事態に陥っても絶対にしません)。その頃適当に「夏のおわりのト長調」も読んだのですが、あんまり覚えてなかったので買った。ちょっと読みかえしてみた。んー、凄い。
 最近疲れて何も考えてないで手直ししないでそのまま日記書いてるのでもう文章が以前よりもっと溶けそうです。