ヴィンセント・バレンタイン
タイトルに凄く古いネタを使ってみました。でもリメイクされまくりっぽいので問題はないと思います。むしろ私、時代を先取りしている感。
- 作者: 山本鈴美香
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2002/06/18
- メディア: 文庫
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相変わらずお蝶夫人は素晴らしい。なんと厚みのある人間。この敵キャラっぽい見た目に反して、とても良い人間なのがたまりません。亜弓さんの魅力の比じゃないです。
初期のころ頻発するギャグシーンはいまいち決まってない。線も荒いし(でもうまいけど)背景も割りと白い。でも内容は素晴らしい…。何でこんなに楽しいんだ、一気に読み進めても全く問題がない。さほど進展しているとも思えない問題を延々と続けているだけなのに、全然楽しい。才能ありすぎ、教祖様。こんなに素晴らしい作家なのに、あっちの世界に行っちゃったのは非常に悲しいです。こんな素晴らしいお蝶夫人を描ける人間が、どうしてあっちに行っちゃったんだろう。
宗方コーチの、「女は男が支えないとだめだ」みたいなきもい信念に思わずゾクゾク。何かその信念の意味がさっぱり分からないけれども、迫力を物凄く感じる。強引にでもその言葉に納得してしまいそう。でも、ひろみを男並みの肉体にするって目標はどうなんだ。いいのか、ひろみ、お前はそれで。
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- 作者: 川原泉
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1999/06/01
- メディア: 文庫
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アルカサル-王城- (3) (Princess comics)
- 作者: 青池保子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1986/03/01
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王様のまぐろの話は面白かった。実話も、青池保子が描くと笑える。何か登場人物多くて、人間関係とか全然理解してないし、誰が誰かもなんだかわからないのですが、そうゆうのが根本的に気にならない人なので気にせずに読んでいます。だからストーリーの流れ分かってないです。私が面白いと思えばいいのです。愛妾アルドンサがナイス。マリアも超好きだけど。
凄く楽しいし、話も流れがあるけれども、ただ、続きが気になってしょうがない、というのが何故か無い。エロイカなんてそれが物凄いのに。これは淡々と読みすすめる感じ。歴史ロマンと言っても王家の紋章みたいに流れがダイナミックじゃないからかな(あれはフィクションだし)…?