世紀末・ダーリン 5 (きらら16コミックス)

世紀末・ダーリン 5 (きらら16コミックス)

 一巻から六巻まで読みますた。残り七巻だけ。BLにしては本当に優れた作品だと思うし、作者も多分良い人な感じがするから、比較的スッと読めました。普通に楽しいです。ただ、私にはあまりやおい的魅力は感じられなかったです、やっぱりサラリーマンはそんなになぁ。 ただ、一巻の、どっちが受けかをめぐる戦いは面白かったですw
 やっぱり最近の漫画に多いように、この漫画も混乱してました。キャラがとっぴょうしもないところからぽんぽん出てきたり、頭数が多くて話がわからなくなってしまっている感じ…。あと、作者の愛が主人公カップルからうつってしまっているので、主人公の相手である高杉さんのキャラがいまいちだしきれていなかったというか。主人公は道化役として十分話の役には立っているのですが…。
 でも、ちゃんとストーリーもあるし、キャラクターも魅力的だし、マトモに考えられている漫画なので、BLにしてはかなりの良質だと思います。ちゃんと漫画としての評価に耐えうる感じ(何かえらそう…)