森永あい&久米田康治&三原順
極楽 青春ホッケー部(2) (講談社コミックス別冊フレンド)
- 作者: 森永あい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/13
- メディア: コミック
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どうして私が、この作品ではそうなるんじゃないか、と予測しているかというと、掲載雑誌の特質上、結構気を使ってかなり普通の少女マンガに近づけているような気がするからです。
普段の先生の絵は、基本的に線が太かったり背景がガッツリかかれていたりするのですが、この「ホッケー部」では、ところどころ一瞬誰が描いたのかわからなくなるくらいの細い線で描かれた現代的な絵があったりします。また、今までの作品では精神的に非常に強いサドチックな女の子が目立ったのですが、今回は大分一般的な女の子像が描かれていて、また男の子はそのマゾっ気が大分抜かれている気がします。今まではあんなにマゾ男子だらけだったのに…!
以上のことから森永あい先生は、この作品では大分大衆迎合をはかっているために、クライマックスはびっくりするほど少女漫画ちっくに盛り上げてくださるに違いない!と勝手に確信しております。違ったらすみません。超すみません。
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/16
- メディア: コミック
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「ヤマカム」さんのところを見ていて発見したのですが、、「勝手に改蔵」は腐女子の間では割と人気が高く、一番盛り上がっていたカップリングは「砂丹×改蔵」だったそうですね…。腐女子なのに知りませんでした、反省。
ちなみにこの記事では絶望先生では腐女子人気を獲得できるのか、とあるのですが、「砂丹×改蔵」は多分改蔵を受けにできるのなら相手は別に誰だってよさそうな気がするんですが(こだわりがある人すみません、勝手な憶測して)。というわけで絶望先生は、先生が結割と萌えキャラなので、それっぽい相手が登場してくれれば腐女子人気はどうとでもなると思います。むしろ昨今の眼鏡人気を反映して改蔵以上に腐女子のハートをがっちりつかむかも。
ちなみに作品自体は連載始まってばっかりなので、キャラとか話とか色々、改蔵のときほどはっきりしていないけれども、これからどんどん作者さんの中で固まってきて、面白くなっていってくれると思います。
- 作者: 三原順
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1998/09/01
- メディア: 文庫
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感想としては、暗い暗い暗い暗い。もう嬉しくなっちゃうほど絶望的で暗くて最高です。それと、あまりのコマ割の小ささにちょっと感動を覚えました。古い少女マンガだと私調べでは一ページあたり多いときでも10コマくらいなんですが、三原順は余裕でやりました、人類の想像をはるか超える17コマ。
…17コマ、凄すぎる(イン・ア・ボックス イン・ア・ボトルの記録)。手首の疲れは尋常じゃなかったと思います、この細かさだと。まぁ、そうゆう目に見える技術の面より脅威すべきことは、これだけの濃度の漫画を結局18ページで描ききったっていうことです。普通の人なら50ページは使うのではないでしょうか、これ。というわけで、芸の細かさ、設定の凄さ、話の暗さ、全てを総合して、私はこの短編集では、「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」を一番推します。
二番目に推したいのは、「祈りの鐘がひびくとも」。これはかなりの長編なのでコマの広さにもそれなりのゆとりがありますw ネタばれはできないのですが、この作品の中では主人公の少年は、数々の不思議な体験をしており、それは読者の側から見てもさっぱりわからないものなのですが、ストーリーの後半で明かされるその不思議な体験の原因を知ったら、読者のみなさん驚愕すること間違いないと思います。重すぎる、あまりにも話がヘビーすぎるw
少女マンガでいいのか、これは。私はこの作品は、今まで読んできた少女マンガの中で、もっともテーマが異色な漫画な気がします。スバラシス
馬鹿なのにまじめにかいたら疲れました。やっぱ無理っていけないよね!寝ます。
ていうか森永あいって、これだけ売れっ子なのにはてなキーワードないのね!びっくり!前なんか新條まゆ無かったから作っちゃったし。ネット社会における少女マンガの認知度の低さかしら?