ギャングスター吉雄先生同人誌

今日はギャングスター吉雄先生同人誌について書こうと思います。
ギャグスター吉雄先生がどなたか分からない方は「村上真紀」でググれば良いって言う噂ですよ。
GHDC赤を注文すればつくというオマケミニタオル企画なのですが、リミグラ再録三冊一気買いの私にもつけてくれてとてもうれしい限りでした。しかももう在庫がなくなったらしいあたりニンマリです。
ちなみにGHDC赤とDHDCラッシュ編②はアニメイトで購入させていただきました。あと昔の同人誌はまんだらけで多分それなりの数集めさせていただきました、とりあえずまんだらけにあるのだけはコンプさせていただきました、よろしくお願いします(?)
 
☆GHDC赤
表紙カラーがエロ本風です。普通にも色付けできるけどここは敢えてエロ漫画風を選んだセンスが素敵です。
・カイト編
原作カイト<<<<∞<<<<同人カイト
カイトのようなキャラに対する萌え属性は全くないんですが視点がホモになると話は別です、ホモになるならカイト好きです、というわけで同人カイトはかなり良かったです。私はは個人的に、日常シーンorギャグシーンというのがあるとそのギャップでエロスがかなり引き立つ、という主義を唱えているDQNなので、内容はラッシュ編よりこっちのが好きだったりします。年相応に慌てふためく蓮ワロス。けどこんなコメディタッチな蓮に相手にもされてないおっさんラッシュもっとワロス(ああ…)
ちなみに同人では川嶋とリオはすっかりレズカップルなんでしょうか?気になる。
・ラッシュ編
どん底です、暗すぎです、大喜びです。チワワでホモで腹出てておっさんで受けの人の話がココまで暗くていいんでしょうか。下手すると蓮くらいの子供がいてもおかしくない年齢なのに蓮のことをご主人様だと言っていて、犯されたいって思っているおっさんはどうなんでしょうか。大喜びです。
カイト受けはショタだったからまぁ腐女子読者さんたちにも安心☆な感じはしたんですが、おっさんが林間学校あたりはもはやBL漫画じゃないですよね、この展開に由貴×愁一の甘々エロスが好きだった当時の読者はついていけるのだろうか…?
特筆すべき点としては、エロスの表現の追及が凄いです、尊敬せずにはいられません。いかにデフォルメとリアルを配合して、もっともエロい表現に到達できるのかを、一生懸命考えている感じがします。カイト編よりその追求がハードで図柄もハードなあたり作者様のラッシュへの愛が伺える気がします。
 
☆GHDCラッシュ編②
さらにハードになっております。みんなで林間学校です。
変な擬音、脳みそ溶けた台詞などから、とっくの昔に吉雄先生の漫画が、BL漫画じゃなくてエロ漫画化していることには気づいていたのですが、この漫画では特に、林間する側の台詞がより凄いことにびっくりです。漫画っぽいわざとらしい感じじゃなくて、悪意に満ちた感じのリアルな台詞で。
この漫画、さらに最後にはちょっとグロとも思えるシーンが出てきます。おっさんなのに変な生物にタマゴうみつけられてる…。普段から「エロ漫画には人体改造・切断・殺害などがあるのに、なぜホモエロの世界にはそれが無いのか」と喚いている私にはうってつけのシーンでした。げひげひ。多分吉雄先生は加虐趣味で変態で鬱なんだろうな、とこれを読んで思いました(リミグラたっちーのときもそう思いましたが)
 
 
 
☆頭悪そうな見解☆
マラカミムキ先生はいつの間にかBLの外の世界に飛び出して、何気に革命を起こしまくっているけど世間に微妙に気づかれていない気がする、というか周りがあまりついていっていない気がする。何年か後あたりに実は凄いことをしていた、と言われそうな気が…。もっと取り上げてほしいと思います。軽く論文は一本かけると思います。
ちなみに今の私には読者層がいまいち想像できません。エロという観点だけで取るとサブカル?しかしやおいサブカルには浸透していないから、サブカルの人は読まない。そして並みの同人女は多分読まない…。しいて言うならふたなり属性のある方々が読む感じか…?
進化しまくってつっぱしって下さっている吉雄様は見ていてすがすがしいです。これからも是非読者を置いてきぼりにする勢いのペースでがんばっていただきたいです。