ぼく虫―西岡兄妹初期作品集
西岡兄妹ブックオフで買ったのですが、なんだか古めかしい…。
装丁も今本屋で売っているのとはちょっと違う…。
紙質も悪い。何となくレトロな雰囲気で、これはこれで好き。
でも実はカバー取れただけだったりするのかな。あはは。
相変わらず気持ち悪さの中にこっけいなところがあって、
私は西岡兄妹の作品の、この滑稽さが大好き。
一番面白かったのは、最後のあとがき。
意味が分からないような分かるような、作品の雰囲気と全く同じな不思議な文章で気に入りました。


まいっちんぐマチコ先生―未収録作品集 (マンサンコミックス)
立ち読みしますた。
私が持っているのはダイソーの100円コミック(全2巻)…。
これは未収録作品集ということで、連載以前に読みきりとして描かれたものと、
平成版!マチコ先生が掲載されていました。
昔の方が絵柄は好きだったけれども、エロさの発想としては、平成版のが好き。
えびはら武司は、エロパワーだけは衰えないのか…。


ブレーメンⅡ ブレーメンII (1) (Jets comics (241))
しばらく筆を折っていた川原泉の新作(といっても1998年から連載開始だけど…)。
た、たのしい!さすが!
近未来SFで、沢山の人間並みの頭脳を持った動物クルーと、最年少天才少女艦長が宇宙飛行をする話、かな?
この主人公がいつも通り、川原泉調が炸裂していて、しびれる。
ぼーっとしているように見えて、頭が良くて、それでいて差別意識をあまり持ち合わせないとても性格のよい主人公。
社長として登場する、かっこいいけど情けない男の設定も、独特。


しりあがり寿のお蔵出し (Cue comics)
流星課長の読みきりが一番楽しかった。やっぱり単行本も欲しい。
他の作品は、「楽しんで描いてるのは作者だけなんだろうな〜〜」って感じさせるものが多数。
最後に載っている、多摩美漫研OB誌掲載で、ガロに送ったけど載らなかったという、
「病床便り」は私的にはかなり気にいったんだけど、駄目なのかな…。