先生ってロマンチストなのね。

冬休み、暇じゃないけど暇だから、中原淳一を図書館で借りた。
中原淳一絵葉書絵本―戦前から戦後まで 淳一少女絵葉書のすべて
本当は名言と絵が一緒になってるやつが良かったんだけど、
学校の図書館には流石になかったのでこれで。
やっぱ最初の挿絵を描いてた「少女の友」の時期は、夢二にそっくりだ。
それにしても色合いが綺麗です。洋画と浮世絵が綺麗にミックスした感じ。
美術のことなんて研究してないからわかんないけど。印象が。
淳一ショップ「それいゆ」に行きたい。広尾にあるという。
高校の時だったら、すぐ近くだったから行ったかもしれないけど、今更わざわざ行くのは何か面倒だな。
あんなに毎日のように通ってたのに、もう六本木ヒルズも行く気しない。
私が卒業した途端にヒルズ完成とか言ってなめてる。今の生徒共はきっと遊び放題ですね、あそこで。
それにしても、大学の本検索システムで調べたら、社読はなんか変な本がいっぱいおいてあってびびった。
演劇博物館と、社読にしかない本、結構あった。
一体社学はどんな人材の育成を目標としてるんだ?
また井原西鶴の本ほとんど借りられてた。休み明けにレポート提出なのに。
多分私と同じ授業の人が借りまくったんだと思う。
やっぱりタイミング悪かった。こうゆうのは早くなくちゃいけないのに。いつも人生乗り遅れ…。
もう一つの授業レポートは、適当にフロイトで書けばいいやと思って資料探したら、もうほとんど借りられてた。
何か、字数制限もないし、適当に書けば単位くれると有名な授業なので、
きっと「フロイトの学説を分かりやすく説明したホームページ」を
まとめるあたりで許してくれると先生の度量の広さが示せると思う。
 
竹宮惠子の「ウェディングライセンス(結婚許可証)」と「変奏曲」をサンコミックスで買う。
傑作集1も前は置いてあったのに、売り切れてた。残念。
ブックオフでは一冊百円で売ってたのに、
他の店では竹宮惠子傑作集サンコミックス七冊で2500円していた。
ちなみに私派まだウェディングライセンスしか読んでない。
この話、何か、まとまりのない話だけど、勢いが物凄いあるし、
本当に何か目指す方向性があったんだなぁって感じでよかった。
ちょっとしたコメディタッチの洋画っぽくしたかったんだと思う。
当時の少女漫画の勢いが出てて素敵でした。
 
明日は給料日なので、美容院と歯医者と漫画と成人式の服を買いに行きたいんですが、
街中におしゃれカップルがあふれていると思うと、怖くて家から出れません。
古本屋もおされカップルに占拠されてたらどうしよう。
美容院とか行ったら、「これから彼とデートなの☆」とかいう、お洒落な女の人達がいっぱいいるかもしれない。
そんな中にはいったら、「あらあら、何か間違えちゃったのかしら、子豚ちゃん」って笑われちゃうかもしれない。
「申し訳ないけど、お客様みたいな人は…ねぇ?(クスッ)」ってやられちゃうかもしれない。
ああ、やばい。世間は怖すぎる。
成人式の服を買いに行ったらおしゃれカップルが腕組んで洋服を見ているかもしれない。
そしたら、また、「あらあら〜(略)」って言われちゃう。
日本のクリスマスは敵。
クリスマスの街中は愛があふれているといいますが、私の中にはアガペーがあふれてます。私の勝ちです。