BS THE!少女マンガ-青池保子

 BS2、「THE!少女マンガ!」を見る。青池保子は、凄く普通の顔をした年相応の女の人でした。でも、この人がこんな面白いテンションのふざけた漫画をずっと描き続けている、ということに感動。そして、この年になってもキャラ萌えを続けている、という事実に凄く勇気をもらった。私もこうなりたい。番組自体は、何か無意味にあらすじが多かったので、そんなのはいいから、青池保子のインタビューもっと聞かせろ、とか思ったりしたのですが、多分別にエロイカファン向けに作られている番組じゃないからきっとしょうがないんだろうなーとか思ったりした。インタビューの方は今度発売される本で確認するからいいや。
 お父さんの名前が「青池保」なのにちょっと笑った。娘には子つけただけかよ。青池保子は14歳で、当時漫画界のトップを走っていた水野英子の紹介で漫画家デビューしたらしい。何故、水野英子がここで出てくるかというと、青池保子が13歳の時に、「先生の家に遊びに行きたいです」と手紙を送ったら、「いいですよ」と言う返事が返ってきて、それで実際に遊びに行き、そこから作品を見てもらうようになったとか。今の世ではこうゆう事はありえない…。石ノ森とかもしょっちゅうやってたみたいですが(竹宮惠子はしょっちゅう行ってたらしいですが)。
 そして、どうして彼女の作品には女が出てこないのだろうとか、エロイカの主人公が一瞬で入れ替わったのか、という理由などを聞くことが出来た。割と単純明快だった。でも個人的には、東西冷戦が終わってエロイカを描けなくなった時どう思ったかを聞きたかった。でも、本人は、「復活の要望が強かったからしょうがなくて書いた」みたいな事を言っていたし、別にどうでもよかったのかな…。ちょうど彼女がスペインの王様に萌えていた時期だし…。
 最近の少佐が足が短いとか、顔が長いと言われている事に、青池保子はご立腹だった。確かに昔の絵に比べると、足は短くなっているけれども、別に人間的にはそこまで無しじゃないから、私としては、別にそこはどうでもいいです。だけど、顔が長いって言われている事に関しては、ちょっと私も何もいえない…。何か、彼女の絵柄をずっと追い続けてみると、別に顔が長いのもさほど気にならなくなって、保子マジックによって「顔別に長くなくない?」とか思うようになるのですが、全く予備知識も何も無く、エロイカを開いた時、余りの顔の長さに驚いたことを、私は忘れない…。
 
 ちなみに次のマンガ夜話では、パタリロ!を取り上げるらしい。やばい、発狂しそう。みーーーーーちゃああああああん!!!楽しみ!超楽しみ!