わたしにかてるかな
よく考えたらこの日記は感想日記じゃなくて、自分が何をどんな順番で読んだのか、そしてその順番で読んだからこうゆう考えとか発想に当時思い至ったんだな、っていうことを思い出すために書くのが目的だったのだから、感想がない日もせめて読んだ本くらいはメモっておかなくては、と思った。
昨日は青池保子のエッセイ、「エロイカより愛をこめての創りかた」を買う。今日は、同じく青池保子の、エロイカより愛をこめての29巻と、修道士ファルコを買う。あと、川原泉の「バビロンまで何マイル?」。
- 作者: 青池保子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2005/02/17
- メディア: 単行本
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これ読んで思ったのですが、青池保子超きつい。決して性格良いとはいえない。あとかなりの自信家だと思う、信念も凄い。負けず嫌いな気もする。結構大人しそうな顔(というか物凄く特徴がない顔)をしているのに、テレビに出たときかなりきつくてびっくりした記憶がある。
これは24年組周辺の漫画家にかなりの割合で言えると思うことなのだけれども、何でみんな自分の博識ぶりを誇るのだろう…。何か彼らが海外作家とか芸術に結構詳しかったりするのは、当時の文学少女(今のオタ少女)の間ではそうゆう物がはやってたから、と考えてるんですが、どうなんでしょ?みんなでこぞって「少年愛の美学」とか読んでたんでしょ?今の子が同人読んでるみたいに。あの一部のやおい的要素を発見していうっとりと自分の世界に浸っていたんだよね?
あと、ブックオフのせいで漫画界が打撃を受けたとか、収入が減ったとか、かなりご立腹の様子なので、漫画はちゃんと本屋で買うことにします。でも青池保子の漫画ほとんどもう買うの残ってないけど。
☆カルタゴ幻想(文庫版サラディンの日同時収録)
青池保子は、覚醒してから描いてる作品数は結構少ないので、こうゆう短編でも全部彼女の代表作として扱うみたいです。だから別途枠を設けてみました。でも、面白かった。話の筋としては、カルタゴに埋まっている秘宝を巡っての、だましだまされのドタバタ系コメディ。なんとこの話では、超珍しいことに主人公の一人が女。でも完全ギャグキャラで面白いです、大変好感が持てます。下着姿なのに色気が全く無いという、このかっこ悪さが良い。
- 作者: 林家志弦
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2004/09/10
- メディア: コミック
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- 作者: 川原泉
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1997/12/01
- メディア: 文庫
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何か夢の碑一気に読みすぎて何もコメントする気がおきない。量多すぎる。