何か更新スピード、これくらいのまったりで良い気がしてきた。良くね?週1くらいで。
 
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DVD 怪奇大作戦 Vol.4

DVD 怪奇大作戦 Vol.4

 何かやはり、この時代に生まれてこの作品をリアルに見たかったです。何か散々言っているけれども生まれた世代が違うと思う、私。それが無理なら二次元に早くいかせてほしい。新しいことをやろうという意欲がぷんぷんだし、当時の世相とか物凄く良くあらわしている作品だと思う。
 ちなみにこの「世相を現した作品」とか良く言うけど、うちらが生きているこの時代の世相を、将来的に「現している」といわれるのはどんな作品なんだろう。い、池袋ウェストゲートパークとか?えええー。私が過去に憧れるみたいに、未来の人も私たちの世代に憧れるのだろうか…。各世代に「雰囲気」というものは存在するけれども、今の世が未来の人にどのような「雰囲気」だと思われるのかは気になる。
 
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銀のトゲ 2 (花とゆめCOMICS)

銀のトゲ 2 (花とゆめCOMICS)

 私はこれをどっちかっていうとファンタジーやおいだと思ってんですが、喜多尚江はてなキーワードを見て分かりました。そうだ、これはどっちかっていうと御伽噺だ(やおいだけど)。ストレートにほわほわ感を売り物にしているのだね。そういえば、過去の作品もかなり御伽噺くさかった気がする…。確かに、この人の作風はこれで確立している気がする。何か一つ自分専門の作風を持つ人っていいなぁ、川原泉とか。
 
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ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)

ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)

 古きよき居候物の現代の決定版という感じ。話自体はそこまで笑い転げるというわけではないし、特に面白いという訳では無いけれども、このケロロ軍曹という、キャラクタービジネスに適した人物を作り出した事は、本当に評価に値すると思う。何かでもイマイチ、性格が固まりきってない感もあるけれども…。ケロロよりも、ケロロの周りのギロロとかの方がキャラクター立ってる。ケロロは全キャラの隙間を埋める感じかなぁ。
 この、なつみの微エロはとてもよいと思う。少年のあまずっぱいむずむずをがっちりキャッチ!!
 これからもこの作者には、どしどしキャラクター物を描いて欲しいと思う。
 
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涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

 すんごい、びっくりするほど久しぶりにラノベを読みました。何か現実から逃避したくて。ラノベっていうのは、漫画とかよりもファンタジー性が凄く強い気がするので、ラノベが好きな人はきっと現実があまり好きじゃないんだと勝手に思ってます。あはは。
 これは絵が…。でもまぁあんまり気にしないことにします!表紙は綺麗だし。中身は面白いと思ったし!何か主人公の都合の良い流されキャラに、ギャルゲーの主人公の性格の無さみたいな違和感をとてつもなく感じないこともないけれども、これはきっと女子キャラに萌えるラノベだからオッケーだと思う。時々ハルヒの性格付けにも違和感を感じたけれども、設定が面白いし全然オッケー!漫画と違って文章は、文が全部評価の対象になるから、私は文を評価するのに割りと辛らつなほうになりがち…
 
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ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)

ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫)

 文庫版です。まだ一巻しか読んで無いです。
 うわっ、これすんごい!超名作!一巻で既に物凄く名作!秋里和国TOMOIよりも名作(TOMOIは作品の内容より、取り上げたテーマの先駆性が評価されているから当然だけれども)。この作品、評価はされているけれども、もうちょっと未来に発表されたら、もっとブレイクしてもおかしくないと思う。ゲイに対する偏見を持ち合わせている人に絶対に読ませたい一作。羅川真里茂はキャラ萌え系ではあるけれども、やはりオタ腐女子よりも考えてるし、その分感覚が正常。ただ、描くテーマは、あんまり幅広く受け入れられないだろうなー。
 
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たそがれ時に見つけたの (陸奥A子りぼん名作選) (集英社文庫(コミック版))

たそがれ時に見つけたの (陸奥A子りぼん名作選) (集英社文庫(コミック版))

 初、陸奥A子。あ、この人私のツボにびんびんきます。この人も、先ほど言った喜多尚江川原泉とかと同じように、彼女以外に描けない独自な感性を持っていると思います、というか私じゃ絶対まねできない領域にいる、多分思考の仕方が全然違う。絵の下手クソさがいいです。
 この時期のりぼん漫画はあんまり好きじゃないのですが、乙女ちっく御三家はやはり違うと思います。御三家って言われるだけある。感性が「こじゃれてる」って感じ。今までの少女漫画の流れから、この正統派乙女チックの流れを作り出した人は本当に凄いと思う…。今は何がなんだか分からなくなっているけれども、私の中では…。と、特に少コミ…。あれはあれで神がかってるけど、意味が…! 大塚英志の評論もあわせて読みたいです!
 
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花ぶらんこゆれて… 1 (集英社文庫(コミック版))

花ぶらんこゆれて… 1 (集英社文庫(コミック版))

 やはり初太刀掛秀子。私は、漫画は長編より短編のほうが、その作者の魅力を端的に現しやすいと思っているので、この作品から太刀掛秀子を想像することは無謀だとなんとなく思うので、あんまり作者についての意見は述べないようにしようと思います。
 あらすじは、「フランス人の母の面影を残す金髪のハーフのるり。父の再婚、妹の誕生により、ゆりの運命は大きくかわってしまう。新しい母親の仕打ちにたえながらも、優しい兄に見守られ、るりは澄み切った心を持ち続けていく…」。
 小公女?わたなべまさこ? でも、予想と反して、読むと割りと普通です、いや、普通とまではいえないけれども。主人公の一人称が「るり」なのがシャクに触りますw
 
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東カールシープホーン村(上) (あすかコミックスDX)

東カールシープホーン村(上) (あすかコミックスDX)

 開いて10ページで何か感動しました。紫堂恭子は本当に絵柄が綺麗だし、世界観も凄くほのぼのして良いとは思ったけど、この設定は思わず私の胸を打ちました。設定もドキドキするけれども、紫堂恭子だからこそここまで完成しきった形で表現できたんだと思います。
 主人公の少女は、両親を亡くしおばの家にひきとられるのですが、あまりの主人公のわがままさに、おばが辟易して、夜勝手に馬車に乗せて、彼女を引き取りたいという人の所にたった一人で送り出してしまいます。そして、主人公がついた村は、動物達が人間のように暮らしている、東カールシープホーン村でした、という。
 主人公を引き取る家の人は、ひつじさんで、まさにシルバニアファミリー紫堂恭子ならではの、美味しいケーキをやいたりする乙女な理想的な生活。そして、やっぱりこの話にも教訓みたいのがたっぷり含まれていて、もう私のツボにきまくりです。そして何から何まで、発想が本当に絵本のように素敵!ちなみに、主人公と男の子を争って対立する猫の女の子が、私には可愛くて可愛くてしょうがありません!
 
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 関係ないですが、青池保子の絶版イラスト集、「plus ultra」が、なんと復刊ドットコムで復刊決定!やったああああ!絶対にかうぞ!!
 21日はバイトなので、吾妻ひでおのサイン本を買いに行こうと思うのですが、多分売り切れてるだろーなー。近藤聡乃のサイン本は、割と長いことありましたけどね…。それとはやっぱ売れ行きが違うだろうな…。ちなみに吾妻ひでおの同人誌の「うつうつひでお日記」買おうとした瞬間に売り切れてた。まぁ増刷してくれるというので、良しとします…。連載版うつうつひでお日記に釣られて、comic新現実をかおうとしたのですがやめた。正直、comic新現実あまり興味が…。