鬼いちゃん

2chの流行りもの情報はまとめサイトでチェックしていたクチなのでこれからはもう2chに疎くなるでしょう…。
巡回サイトが消え去ったので、日課が減ってしまいました。
 
今日、世界名作劇場私のあしながおじさんDVDがとどきました。
嬉しいです。次の給料日では母をたずねて三千里を買う予定です。
堀江美都子が素敵です。OP見るだけで頬を涙が伝いそうです。
こんなに子供だったジュディが、将来的にああなるなんて、感動です。
あと、今気づいたんですが、ジュディの相手のジャーヴィス、ファミリーネームが「ペンデルトン」なんですね。
愛少女ポリアンナ物語に出てくるパレーおばさんの彼氏と一緒ですね。アメリカの金持ちには割りと多い名前なんでしょうか。
 
今は遙かなる時空の中での2をやっています。
イサトは萌えます。前回のイノリは一瞬萌えキャラに見せかけて全く萌えなかったのでがっかりでした。
初期ゼフェルに近いようで遠い人でした。
でも、話の大まかな筋とシステム面以外で、1との差が分かりません。
なので早く終わらせて大評判の3をやりたいです。
 
アンジェアニメ、肥溜めの匂いがぷんぷんしますが、気にしません。
クオリティがうんこだとか、そんな事はどうでいいことです。
七月放送開始と言っても、具体的に何日から放送するかすらまだ決定されていないのですが、全然気にしません。
あなた達全員に、私のゼフェルを視姦する権利をあげましょう。
思う存分脳内レイプを楽しんでください。

うっかりしていました

うっかりしていました。
うっかりしているうちに10日程間があいてしまいました。
でも私が本当にうっかりしたと思っていることはそれではないんです。
出席日数足りてません。
授業取ったのに、行き忘れていたんです。
授業取ったのに行き忘れるなら、内定取っても意味が無いんです。
私、留年ギリギリなんです。
このままじゃ留年してもおかしくないです。
死にたいです。
トラックに今から頭ごと突っ込んだなら、もし留年したとしても、
「それは事情としてしょうがないよね」とか言って入社を待ってもらえたりしないんでしょうか。
駄目でしょうか。
今疲れているのでろくなことが思い浮かびません。
山上兄弟が住む家の屋根裏で、亀梨と親戚の私は、ハウルのお尻を枕にゼフェルとパソコン通信をして暮らしたい。
そんな毎日。

あーん

Jazz‐Tango (小学館文庫 (あA-23))

Jazz‐Tango (小学館文庫 (あA-23))

 幸せな家庭に育った、才覚と美しさにあふれる少年の目の前に、突如「お前の腕を縛って犯したい」とか恐ろしいことを言ってくる、彼そっくりの顔をした少年が現れてうんたらかんたらって話しです。ちなみにタイトルの「Jazz Tango」っていうのは、あらゆる人間と見境無く性的関係を持つ趣味の事を言うらしいです。覚えておこう。
 秋里和国に関しては、私は古い作品しか読んだこと無くて(それでも地球は回ってるは積読してるので今度読んでみようと思います)、とても叙情的なコマ割りをする長い顔を描く作者、つまり上手いけどイマイチな絵を描く作者という認識しかなかったんですけれども、私が知らない間に彼女の絵はかなり変化していたんですね。物凄く現代的で綺麗になっていてびっくりしました。これなら萌える。
 現実世界では、AIDSとゲイというのは切り離せない関係でありながら、それを一切無視するロマンチックな少女漫画やおいの世界をぶち壊しにする感じがいいです。この作品も、最初ちょっと読んだだけではちょっと影があるただのロマンチックなやおい漫画のように思えるんですけれども、最後の10ページくらいで恐ろしい事になるのがいいです。最初は嫌がっていた性格の良い主人公が、同情にまみれて、段々と自分に似た顔の男に惹かれて行き、その内ムードに飲まれてしまう描写が一番の見所だと思います。ページの余白の使い方も良いです。
 この本には、表題作とあともう一つ、「万物は原子より成るということを」っていう作品が入っています。主人公は自分のセクシャリティがぼんやりと見えていない男で、厳格な家に育ち、父親にびくびくしながら暮らしています。そんな主人公が、とあるフランス男に惹かれて、両思いになったかと思いきやつい事実が信じられなくてそれを拒絶して日本に帰国しふかいどん底に落ち込むものの、その後フランス男が日本まで追いかけてきてくれて、それに感激して、フランスで一緒に暮らすようになったり、別れたり、あと家族と色んなごたごたがあったり、という、一つの恋愛人生を描いた作品です。主人公のフランス男への思いで、ほとんどのページが埋まっているのが恐ろしいです。個人的にはジャズタンゴの方が萌えるので好きなのですが、こっちの作品の方が見事だと思います。何がいいのかどこが凄いのか具体的に説明できないのが凄くもどかしいです。

出世

 電車の中。私の隣には、中学生が座っていた。色黒で大きなスポーツバックを持っている。確実に将来的には、私が大嫌いな体育会系になるであろう中学生。色黒オールバックで着々と営業をこなし、ノルマを達成する事に命をかける、証券マンとして働くであろう彼。そう、彼の将来は絶望に満ちているんです。
 しかしその表情はまだあどけなく、筋肉がつききっていない未発達のその体。携帯の待ちうけがDBだった彼。データフォルダの中身を、DBとスポンジトムと2chAAでいっぱいにしている彼。そして今、彼の事で心をいっぱいにしている私。
 そう、私って、1990年以降に生まれた男の子しか好きになれないんです。声変わりなんて糞喰らえです。第二次性徴期の意味を全く見出すことができない。世の中の男の子、みんな成長とまってしまえばいいのに。好きな人にアタックして、思いを遂げた瞬間に犯罪者になってしまうなんて、なんて悲しい運命なんでしょう。私は盗撮魔と一緒なんです。アナウンサーが盗撮で逮捕されたと聞いても、私は怒りの感情なんかまったく抱けませんでした。好きならしょうがないですよね。ここに、先人の偉大な言葉があります。「好きなものは好きだからしょうがない!」。
 そうです。好きしょなんです。世の中みんな好きしょからしょうがないんです。痴漢もしょうがない。好きしょだから。幼女マニアもしょうがない。好きしょだから。美少年キラーもしょうがない。好きしょだから。みんなが仲良く手と手を取り合って互いにボランティア活動を行えばもっと世界は平和になります。世の中の人はみんな、余りにも犠牲精神に乏しすぎます。
 今殺人鬼が私を殺しにきても、好きしょからしょうがないですよね。私は甘んじて殺人鬼の魔の手を受けようと思います。左の頬を打たれたら右の頬も差し出します。皇帝の物は皇帝に帰すんです。人はみな、神の子です。それぞれが意志や好みをもって活動することがおかしいんです。みな、神の教えに従って暮らしましょうよ。互いを認めあいましょう。だから小学生の男子は奉仕精神を発揮して、私の元に集合するべきです。中学あがりたての、成長期を見込んで作った大き目の学ランを来て、私の元に集合するべきなんです。みんな私を助けて。
 
 と言うわけなのでそろそろこちらの日記もつけないと人間が駄目になると思ったので日記を再開しようと思います。「まんが日記」なんて偉そうなタイトルは取っ払います。あれは私の自意識過剰、自己顕示欲の表れだったんです。可愛い顔文字とこびた文章ももうやめます。読み返していて恥ずかしくなったので。全ては無意味です。
 人は皆神の子、つまり私は神の子なので、神の御心のまま物事を行います。神はいつも私に道を示してくださり、私が自然と正しい方向へ行くように導いてくださります。つまり私が思うとおりに物事を行うのが、神の御心に叶っているというわけです。世の中って素晴らしいシステムですよね。日本人ももっと宗教意識を持ったほうがいいですよ。あ、私はフランス人なんですけど。ボンジュール。つまり、共通する意識があると世界が楽しいです、倫理学の先生も言っていました。
 
アンジェリークアニメ、テレビ埼玉で放送です。遙かなる時空の中でと比べて随分落ちますが、これでいいんです。私のゼフェルが全国民に視姦されるなんて、耐えられません。ゼフェルを視姦する権利があるのは、私と、テレ玉だけです。最近愛称をテレ玉で統一した、テレビ埼玉。テレビの玉を通じてゼフェルを視姦だなんて、官能的ですよね。
アニメゼフェル、賛否両論ありそうですが、超可愛いんです。つまりはややショタ気味です。世の中が正しい方向に向かってくれて、私はとても嬉しいです。

しりあがり寿

真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん (ビームコミックス)

真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん (ビームコミックス)

 大人気弥次喜多シリーズのヒゲバージョン。ヒゲが生えた分読者の満足度も高いはず!だそうです。
 ここで「ヒゲがあったから何なの?」って思った人は負けです。最後まで読んで「結局ヒゲはなんだったの?」って思った人も負けです。
しりあがり寿先生、さすがに天才です。この、ネタ切れしない凄さ。第一話の「つめた様」でいきなり読者の感動を狙ってきます。ただ、「不条理で意味がわからないけどなぜかたまに感動する」、「登場人物の人柄の良さに不思議とじーんとさせられる」というのがしりあがり先生の感動物の定番パターンだと思うのですが、このつめた様のお話は、摩訶不思議な雰囲気は出ているものの不条理でも何でもなく、明快なストーリーで分かりやすく感動できるようになっていたのでびっくりしました。第二話も比較的分かりやすい感動ストーリー。今まで「意味不明なしりあがり作品はちょっと…」と思っていた方も、これならお勧め。と思いきや、三話以降不条理炸裂しっぱなし。個人的には最終話の不条理さが一番好きでした。行き倒れのまっつぁんは秀逸。
 それ以外で注目したいのは、第四話です。普段から「ふざけた絵かいてるけど、絶対に実は物凄く上手い」とささやかれ、手塚治虫にも「この人は本当に上手い人だ」と称されたといわれるしりあがり先生なんですが、第四話ではその実力をちょっぴりかいま見ることが出来ます。弥次さん喜多さん以外のキャラクター全員、そして背景も全てが、なぜかドラクエ絵となって話が進みます、しかもそっくり。…もしかするとドラクエ絵が得意なアシスタントさんがたまたまいて、彼が全ているだけなのかもしれませんが…。でも、もちろん、しりあがり先生は超上手いに決まっていると私は思っています。多摩美だし、キリンビールだし。
 
 
本当は七日の続きで岡田史子を書きたかったんですが、書くのに結構精神力使いそうなので、今日はやめちゃいました(´・ω・`) 明日バイトあるし。

(´・ω・`)<独り言

 上にも書いてあるんですが、「漫画読みリング」作りました。もし同じような趣味の方がいて交流もてたら超嬉しいなーとか思って、つい。でも自意識が過剰な私としては、これを作ってこうやって宣伝している事により、ここを見ている方々から「私って漫画読んでるのよ、凄いでしょ、うふっ」みたいな痛いアピールをしていると捉えられてしまうのではないかと、内心びくびくしています…えーん。
 
 あとmixiもやっているくせにオタバもはじめました。正直mixiもオタクの巣窟だと思うので、別にやることに何か意味があるのかと思わずにはいられないのですが、なんとなく登録してみました。でも、腐女子率がびっくりするほど低いです。そして、男の人のほうが多い気がします…。
 どうやら漫画オタより、アニメ系コスプレカメラマン系の人たちが圧倒的に多いようです。女の子もメイド喫茶店員とか顔写真公開のコスプレイヤーとか、Aガールと言われる方々が多い印象を受けました。どう見てもアキバ系です、ありがとうございました。
 

岡田史子

 岡田史子先生は、1967〜1969でCOMなどで活躍した女性漫画家です。12歳のときに母親を亡くし、17歳でデビューして「意味の意味」への病的なまでに追求し、作風ごとに絵柄を変えるという一風代わった作風で沢山のファンを魅了しつつ、20歳で早々と筆を折り実家に帰って結婚してしまいました。その後、ファンの熱烈な希望によりカムバックを果たすのですが、もうすでにその頃は過去のような陰鬱で病的な作風はすっかりナリを潜めてしまっていたため、本格的な再開にはいたらなかったということです(カムバック後の作品を積読している私にはこの点については何とも言えないのですが、古くからのファンの皆さん判を押したようにそうおっしゃるのでその意見パクりました)。ちなみに本当にごく最近、55歳で亡くなりました。
 当時出版された単行本は、計三冊、すべて朝日ソノラマです。出版された順でいくと、「ガラス玉」「ほんのすこしの水」「ダンスパーティー」の順です。今では絶版なので、まんだらけのビンテージコーナーなどに行けば一冊2000円くらいで手に入ります。状態がそれほど良くないものor初版でない物などだと1500円くらいで買える場合もあるみたいです(ちなみに私は初版で状態が良い2000円の漫画を買って最後のページ破りました…死にたい…)。入手するには、この三冊を中古で買うのが一番確実だと思います。
 一応飛鳥新社NTT出版から再録本(?)も出た事あるんですが、多分絶版かと。アマゾンで見ただけなので、ちゃんとした確認は取れていないんですが。他にもまんだらけが未発表作品集を限定200部で出したんですが、もちろん今は手に入りません。サイン入りならショーケースの中に入って10万円くらいで売ってますよ、渋谷店で。数ヶ月ずっとそのままなので買うなら今ですきっと。
 
 初めて彼女の作品を見たときはその難解で鬱な作風とちょっと変な絵柄とかを見て、最近ちょっと売れ売れの兄妹ユニットを連想してしまいました。でも良く見ると全然似てない上にこっちのほうが100万倍私好みでした、すみませんあああ。
岡田史子先生の漫画のキャラは頭おかしくて何を言っているのかさっぱりだったりするのですが、生きている感じがします、具体的にどんなところがとか問われると困るんですけど、文章力ないので。全体的に、母親を幼くして失ったという喪失感、絶望感、不安が一コマ一コマからアリアリとあふれ出ていてこっちまでが悲しくなってしまいます。
 
 ちなみに萩尾望都先生は岡田史子先生の熱烈なファンで、岡田先生の本を読んでから彼女の作品を読むと、影響がところどころうかがえてニヤニヤできます。モト様ファンなら岡田先生の本も是非読んでください。萩尾望都先生の作品を読んで「文学だ!」と叫んだ人なら、絶対好きなはずです。
 
 調べたり集めたりするにはかなりハードルが高そうな漫画家さんなんですが、がんばって未発表作品集めていこうと思います…。切抜きとかね…。まんだらけの未発表作品集なんてネットにも全然出回ってないので。どなたか情報ある方いらっしゃったら是非。
 
 何かこれだけ書いたら脳みそが疲れたので(中身の無いことしか書いてないのに)、作品ごとの感想は今度!